2021.5.13 19:45

雪を歩く

「冬から春…」とか「雪は最後かな?」とか何度も言っているけど、まだ雪の上を歩いてました。
だって天気がいいので、しようがない。


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夏は絶対に行けない(ヤブで行きたくない)湿原を見に。
まぁ、雪の季節に来てもただの雪原なんですが。
山と雪と青空がキレイでした。
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こんな場所に、家から車で30~40分、そこから歩いて30~40分で行けちゃう。当然のように誰もいない。
ニセコの良さですね。

2021.5.11 13:51

道端で

エゾエンゴサク。
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in 道端。
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東北地方には「ミチノクエンゴサク」という植物がいますが、これは「ミチバタエンゴサク」と名付けておきました。

2021.5. 8 17:07

エンレイソウ詣で

黄砂なのか花粉なのかどっちもなのか、最近猛烈に目が痒いです。
家に帰ったら洗眼薬で洗って目薬さしてもまだ痒いので、いっそのこと、目玉を高圧洗浄機で洗っちゃいたいくらいです。


さて、当初の予定にはなかったけども、散々歩き回ってハズレだったのでエンレイソウの様子見に方針変更。


やっぱりいい時期でした。
Theエンレイソウの群落。
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こちら↓は、”ウスイロエンレイソウ”。
※ちなみに今、ワタシが名付けました。正確にはただのエンレイソウ(の薄色タイプ)です。
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数百はあろうかというエンレイソウに混じって、トイシノエンレイソウが50株くらいはいるでしょうか。
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ミヤマエンレソウもいます。
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探せばヒダカエンレイソウも数株。
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こんなのがニセコから一時間程度の場所で、景勝地でもなんでもなく遊歩道もない場所に、人知れず咲いています。
3~4年くらい前に見つけた時には驚きました。


ニセコに帰る途中、ついでにオオバナノエンレイソウの様子見。
こちらはさすがに早かった。あと二週間程度はかかるでしょう。
なので、去年お客さんと歩いた時の写真をどうぞ。
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探せばシラオイエンレイソウもあります。
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”お客さんと歩いた” と言っても、長靴を履いてヤブを払いながら歩くようなただの林道脇の森の中なんで、やっぱり誰もいない。
今日も家を出て帰るまで誰にも会わずでした。


これだけのエンレイソウ(延齢草)を見たので、寿命が少し延びたかもしれません。

2021.5. 6 16:55

本格的に突入

GWも終わり、暖かくなりました。
本日、ワタシ的標本木のサクラも開花。(植栽された桜は数日前から咲いてますが)


こんな時期になると鳥も一気に揃う時期で、本日、キビタキ・オオルリ・エゾムシクイ・ツツドリなんかも初確認でした。


GW終了とともにニセコのスキー場も営業が終了し、身も心も夏モードになりました。


カタクリがいい感じです。蕾の状態のものもたくさんあるのでまだまだ楽しめます。
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今はキクザキイチゲが盛り。
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アカイタヤの花もきれい。
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雪解け水でセンダイムシクイが水浴びしてた。
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数年ぶりに、マミチャジナイ。
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ワタシ的標本木のエゾヤマザクラ。
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2021.5. 5 17:51

「奥入瀬渓流シダハンドブック」

私は植物を見て歩いているのが好きですが、とりわけシダ好きです。
10年以上前、ひとつの植物としてのシダの美しさと森の中での存在の美しさに魅せられました。


その後、「じゃ、このシダの名前は何なの?」と違いを見られるようになりたいと思い始めたら、楽しい楽しい泥沼地獄への入り口です。


分かりやすい花は咲いてくれないし、どれを見ても同じに見えるし、調べようと思ってもシダの用語が分からずに図鑑が何を言っているのかすら分からない……。
何より当時の最難関は、”北海道にどんなシダがあるのか” という地域を網羅したような図鑑がなく、”日本のシダ” という日本全国のシダが載っている図鑑を1ページずつめくるしか名前を調べるテはありませんでした。
詳細な見方なんぞよく分からないから、”絵合わせ” で「これだっ!」と思ってよくよく見てみたら「西日本に分布」などと書いてあって、北海道には分布していないシダだと分かる…なんてことは毎度のこと。
数千ページの図鑑を1ページずつめくって見つけられなかったらまたイチからやり直し……もうこれしかないけど、これって結構気持ち悪くなります。
その後、北海道内のシダが網羅されている図鑑を手に入れた時には急に光が差したように分かりやすくアタマが整理され、名前を決めることも段々と出来るようになってきました。


と私の場合はショック療法的にシダを勉強しましたが、普通はおススメしません。


北海道では「北海道の植物」とか「北海道の鳥」など各種図鑑が整理されています。「北海道のシダ」という図鑑も数年前に刊行されました。
これって、とても勉強しやすい環境です。
これがさらに細かい地域に絞られればさらに目を向けやすいですね。


先日「奥入瀬渓流シダハンドブック」という地域的にかなりピンポイントのシダ図鑑が刊行され、自宅に送られてきました。
著者はネイチャーライターであり自然ガイドとしても活躍している河井大輔氏。
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私が感動した東北の森に広がるシダの美しさが、多くの写真で堪能できます。
写真を見渡すだけでもいいんじゃないでしょうか。


この図鑑の文章(解説)部分は、識別点などの専門書的詳細は最低限で、奥入瀬渓流での生育環境やそのシダの生態、文化民俗的側面や現地での見た目などが言及されています。
『図鑑が何を言っているのか分からない』という、”植物図鑑あるある” な拒否反応が起きにくいかもしれませんね。
だけども奥入瀬で見られるほとんどのシダが網羅されていて、何度か当地を訪れている私が見ても、「これに載っていないシダはなんだろう?」と考えるくらい網羅されています。
識別のための図鑑ではないので、もっと深みにハマリたい人は専門的な植物図鑑に手を出せばいいでしょう。
そもそも写真が多いので、”絵合わせ” でたいてい何とかなるでしょう。これで分からなかったら、スルーすることも大事。
そんなふうに、ハードルを下げることも大事なんです。


まずは『ここではコレが見られますよ』という整理がなされ、それぞれについての少し細かな情報があるということは、図鑑の大きなの意義のひとつでもあるのです。


またワタシ的には、巻末の「奥入瀬渓流のシダについて」というページもおススメ。
一ページだけですが、シダから見た奥入瀬渓流の環境特性から環境別・エリア別で見られるシダが書かれています。
こういう視点ってとても大事かと思っています。


シダだけでなく、植物だろうが鳥だろうがキノコだろうが、”それ” が見分けられることは間違いなく楽しいことですが、”それだけ” しか見ずに名前決めに終始する―というのはいかがなものかと思います。
個々はあくまで森のイチ要素であり、美しさのイチ要素に過ぎません。
だけれども森全体を形作る個々のイチ要素が分からずに、森全体は見えてきません。
ここでもやっぱり私がいつもいう、 『個と全体をみることの行ったり来たり』 がポイントなんです。
そういう意味でも、奥入瀬渓流の美の大事な要素のひとつであるシダに目を向けてみる、ということは、改めて森全体の美しさに気づけることになるでしょう。


初夏~夏はシダのシーズン。
シダハンドブックを片手に奥入瀬渓流を歩いてみるのはいかがでしょう?
シダマニアガイドの私としては、ここでツアーをやりたいくらいです(笑)


↓こちらから購入出来ます。
NPO法人 奥入瀬自然観光資源研究会

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